「HPは自社の意思表明」
「森岡さんとの出会い、HP作成まで」
2008年の自社の創業から、しばらくして共通の知人を介して知り合いました。創業時に別の制作会社に依頼したHPに不満はなく、森岡さんとは仕事仲間ではなく経営者仲間として親しくなり、お付き合いが始まりました。HPのリニューアルをエムダブさんに依頼したのは、自社の事業領域が拡大していき、創業5周年を迎えるなかで会社の指針が新たに定まったことがきっかけです。何度も語り合ってきた会社への思いやビジョンが、HPとして1番わかりやすく目に見えるかたちにしてくれたと感じています。
「実現したい未来を表す場所」
自社にとってHPは世界観や、こういう世の中をつくっていきたいという目標を表す場です。自社のビジョンである「社会性のある企業やNPOの質の高い情報を市民に届けることで子どもたちが安心して暮らせる社会の実現を目指す」に共感する人に問い合わせていただきたいと思うからです。仕事として何をするかも大事ですが、どんな人と一緒に仕事をするのかも大事にして、ビジョンの実現のために仕事したいと思っています。実際に会社のことを知らなかった人もHPを見て、会社のことやビジョンを理解してから問い合わせをしてくれます。
「変化とこれから」
「増える問い合わせ」
ここ数年で広報の需要が伸びて、広報セミナー講師の依頼が増えています。HPの制作依頼時にはサーチエンジンの検索結果の上位に自社のHPが出てくるSEO対策について強く意識していませんでした。SEOで効果を出すために必要以上に文字数を増やし、キーワードを詰め込んだHPにしたくなかったからです。しかし、エムダブの駒井さんが無理にキーワードを詰め込むことなく自然に検索結果上位に表示されるように対策してくれ、いまでは講師依頼の半分近くをHPからの新規問い合わせからいただいています。
「これからも良きライバルとして」
現在は、森岡さんとは仕事仲間としてのお付き合いもありながら、良き経営者ライバルとして目標や悩みを相談し合っています。最近は、自社の目指す社会を実現するため、新しく自社のメディアサイトを作りたいという相談をしています。私が取材して出会った魅力的な商品や、企業をマスメディア経由ではなく、我々自身がメディアになり社会に広めることが目標です。まだ夢を聞いてもらっているような段階で具体的にいつ形になるのかはわかりませんが、森岡さんに一緒に作ってもらいたいと思っています。
(学生通信社 中津りりか)